LancerStratos’s blog

第23回ロボットグランプリに向けたロボットランサー”ランサーストラトス”開発記録

シリアルサーボの使い方4(完結編)

この1週間はものすごい暑さで、外にいると汗が止まらず、頭がクラクラするほどだった。今日も日中は35℃に達する勢いだ。

近藤科学のシリアルサーボの設定を書き換えるツール「DualUSBアダプター」を使いサーボのIDや通信速度を変更する。

写真はサーボの設定状況で、IDは0(ゼロ)、通信速度は1.25Mbpsとしている。デフォルトの112.5Kbpsから1.25Mbpsに通信速度を上げたことにより、約0.1msecで操舵コマンド送信と現在位置の受信ができるようになった。これならば、他の処理を含めても制御周期を1msecにできる。

また、槍用サーボと操舵用サーボに異なるIDを付与することで、デイジーチェーン接続することができるようになる。以前掲載したサーボ通信関数はサーボIDを引数にしているため槍用と操舵用で簡単に使い分けることができる。

なお、ランサーストラトスはシリアルサーボにLipo3セルの電圧を直接投入しているが、DualUSBアダプターを使った設定変更時は不要である。また、他にも様々なパラメータを調整できるが、現時点ではそれらを使いこなす域に到達していない。

シリアルサーボ諸元設定