LancerStratos’s blog

第23回ロボットグランプリに向けたロボットランサー”ランサーストラトス”開発記録

AD変換の不具合

ランサーストラトスは電源にリポバッテリー単セル750mAhを3個直列接続して使用している。バッテリーの消費具合を毎走行時に確認するため、電源電圧を可変抵抗で3.3v以下に分圧したものをマイコンのAD変換器で読み取り、プログラムで電源電圧に換算して0.5秒毎に液晶に表示させている。

手持ちのテスターやオシロで見る限り、ノイズのない一定の電圧をAD入力端子にくべているのだが、なぜか表示値が大きく変動して一定を示さない。生値を確認するとAD分解能8bit(0~255)で212から245位の値の間で変動している。走行には関係ないので無視していたが、気になるので原因究明に着手した。

最初はプログラムが間違っているのではないかと、変数型の確認やキャスト演算などを色々変えてみたが改善せず。次にマイコン(STM32F405RGT6)のAD変換設定を見直し、サンプリング回数の増加と使っていないAD入力端子の削除を試したが改善せず。本日は解明に至らなかった。