少し嬉しいことがあったので平日にもかかわらず記事を書いています。
昨年5月ごろにAD変換がうまくいかないという問題を放置したままだったのですが、ようやく根本的な解決に至りました。
きっかけは、前回投稿に追記した3.3V定電圧レギュレータの出力の異変でした。STM32のADCは自らの電源を基準に測定するのだから、もしかしたら電源の3.3vが揺らいでいて、一定であるはずのバッテリー電圧が変動して見えるのではないか、と。そこでオシロスコープで再び3.3v電源を詳しく見たところ、10kHzくらいの周期的なノイズが乗っているではありませんか!
逸る気持ちを抑えつつこれを抑制するために手持ちの電解コンデンサ22uFを3端子レギュレータの出力側に追加しました。ノイズ抑制効果は上々で、バッテリー電圧を液晶に安定して表示することができるようになりました。
この電解コンデンサは直径が5.5mm程度あります。現在の車体だと、この場所はステアリングサーボと近接しておりコンデンサが入る余裕がないのですが、先週末シャシーを再設計した際、基板とサーボのクリアランスを1mm追加して4+1=5mmとしたため、今度秋月で33uFの直径5mmの電解コンデンサを買ってきて交換すれば、干渉もスレスレ回避できそうです。
偶然3.3vレギュレータの出力異常に気付いたことをきっかけにここまで上手くいくとは。あースッキリ。