年末に新規作成したプリント基板のモータドライブが思う様に動かずFETを何度も壊してしまいました。検証用に従来品と比較しながらプログラムを修正したり、部品を交換したりしたのですが上手くいきません。そのうち従来品も動きが怪しくなり途方に暮れてしまいました。
一念発起し再度設計からやり直すことにしました。今回はモータドライブ回路に専用ICを用いて回路を簡略化するのと同時に、マイコンICのはんだ付けに挑戦することにしました。それ以外はほぼ従来品と同様です。昨日は徹夜でKiCADと格闘し明け方には何とか形になりました。
フラットパッケージICのはんだ付けは経験がありませんし、もちろん基板設計もしたことが無いのですが、ネット記事を参考に見様見真似でやってみました。一番心がけたのは、部品配置を考慮してマイコンから周辺回路への配線がなるべくシンプルになるようにした点です。CubeMXでピンアサインをあれこれと変化させ納得いくまで試行錯誤しました。
また、これまではQIコネクタを使用していましたが、挿抜機会の多いプログラム書き込みコネクタや電流量の大きなものを除き、小型化を考慮してZHコネクタを使う予定です。基板製造はFusionPCBに発注しました。2月末までには届くと思います。